Feb 27, 2015

2TONE CLUTCH BAG soup of he(r)art 別注4



こんばんは。

本日はグレー×ブラックのクラッチバッグをご紹介します。

こちらのバッグもH.P.FRANCE soup of he(r)artさんに
納品する別注商品になります。



2tone clutch bag

SIZE:W29 H17


同形のマチ無しポーチをスナップホックで二個一にした
シンプルながら個性的なクラッチバッグです。

このデザインは2013年に発表した物ですが、
リクエストを頂き少しアレンジを加えて制作しました。

二個のポーチをずらして留め、
グレーとブラックの境界線が地面に対して平行になる様にデザインしています。





通常は付かないパッチポケット。
カードケースが入る程度の小さなポケットですが、
定期等の収納に便利だと思います。









上部を二点ホックで留めています。





両サイドから開閉出来る便利なダブルジップ。





裏地はグレーで、ポケットのみ千鳥格子。





スライダー引き手もグレーとブラックで。





切り替え部分。
段差の無い綺麗な縫い割り。



ポーチ一つを見れば極めてシンプルな構造ですが、
二個のポーチのずらし加減や個性的な切り替えが
とてもトルトアーゴらしいと思います。

一見何もしていない様で細かな計算のあるデザインに
これからも挑戦して行きたいと思います。








Feb 24, 2015

TRICOLOR soup of he(r)art 別注3



こんばんは。


本日も、前回に続き
3色構成のフリルポシェットをご紹介します。

色の配置以外の詳細は同じなので、
簡単なご紹介になります。


tricolor frill pochette

SIZE:W23 H15 D6



ボトムにグレー、トップにライトグレー、
一番重たい色のブラックを挟み込んだ配色です。





トップに明るい色を置き、
前回の物より軽い印象に仕上げました。





































Feb 19, 2015

TRICOLOR soup of he(r)art 別注2



こんばんは。


前回に続き、
soup of he(r)artさまに納品する商品のご紹介です。


tricolor frill pochette

SIZE:W23 H15 D6


通常、単色またはバイカラーでご注文を承っている
フリルポシェットの3色使いになります。





ブラック、グレー、ライトグレーの3色を使用した
明度コントラスト。





3色の中からブラックをボトム、縁取りに使用し、
引き締まった印象に仕上げています。





フリル部分は黒→薄灰のグラデーションに。





一般的に3色以上の色を用いると、
その配置や分量のバランスが難しくなる様に感じますが、
アクセントとなる金具のゴールド色を含め
とてもシックで素敵な仕上がりです。






底芯入り、底鋲四点留め。





次回は同じ3色を使用した
配置違いのパターンをご紹介します。











Feb 12, 2015

STUDS TOTE soup of he(r)art別注1



こんばんは。


本日は2009A/Wで発表以来
根強い人気のスタッズミニトートをご紹介します。

SIZE:W28 H23.5 D12


グレーのスムースレザーにゴールドのスタッズがアクセントになった
品の良いトートバッグ。

こちらの商品は、H.P.FRANCE soup of he(r)artさんに納品する
一点のみの特注バッグです。




通常使用している革には無いグレーレザー。
ダーク過ぎずライト過ぎないとても良い色味のグレーです。




底の厚みで立体感を出したシンプルな構造。
ハンドルは肩に掛からない短い長さになります。




背面にパッチポケット。
このポケットも通常は付きません。




底芯入り、底鋲四点留め。




スタッズと並びこのバッグの顔となる、逆ハの字のファスナーポケット。

そのファスナーポケットの傾斜に合わせて配置された
緩やかなV字のスタッズがスマートな印象を与えます。




裏地の底部のみを金具のゴールドに合わせて
イエローの生地にしています。

口元にマグネットやフラップが付かないデザインですので、
中身が見える事に抵抗のある方は、お手持ちのハンドタオルや、
あるいはデザインにマッチする生地をご購入頂き、
お荷物に被せて蓋代わりにして頂いても面白いと思います。




持って頂くと決してハードな印象にはならず合わせやすいので、
コーディネートのアクセントに取り入れてみてはいかがでしょうか。









Feb 9, 2015

White Leather




こんばんは。

この一ヶ月更新が滞ってしまい申し訳ございません。


今季は材料、特に金具の調達が上手くいかず、
スタートダッシュに失敗したので、
この一ヶ月は制作に専念しておりました。



さて久しぶりの商品紹介は
オールホワイトのハンドバッグです。

一年で一番降雪の多い二月の東京。

今年はまだ生活に支障を来す程の雪には見舞われておりませんが、
二月一発目のご紹介に相応しい真っ白なハンドバッグです。



撮影環境が悪く、少しグレーがかって見えますが
ホワイトレザーです。

制作頻度が低いからでしょうか。
無彩色でありながら派手にすら感じます。




このデザインでは、デザインコンセプト、パーツの強度等を考慮し、
ハンドルにはコーヒーブラウンのヌメ革をご提案させて頂きましたが、
お客様のご希望により、そのweak pointをご理解頂いた上で、
全てのパーツに白革を用いております。




”静寂”
この言葉がぴったりな佇まいです。




「Lady Like」な装いを真っ先に思い描いてデザインしたハンドバッグですが、
とても幅広い不思議な雰囲気を纏っているので、
スニーカーなどとのカジュアルスタイルにも合いそうです。




好みがはっきりと分かれるホワイトレザーですが、
ご使用による汚れもある意味雰囲気と考えて頂けたら、
一つ所有して頂いても面白いかと思います。




ご使用になるお客様も気を遣う色ですが、
制作する私も頻繁に手を洗い、作業台、ミシンも手入れをしながら
濃い色の革で制作する際の1.5~2倍の時間をかけて完成させました。